プロ野球のシーズンは開幕戦のスタメン発表から始まると言っても過言ではありません。
そしてスタメンは「調子の良い選手」ではなく、首脳陣の考え方が最も表れる部分でもあります。
そこで今回は、単なる能力比較ではなく
監督の起用傾向から2026年の開幕オーダーを予想してみました。
先に結論を出すと、今年の巨人は“走攻守バランス型のチーム”として開幕を迎える可能性が高いと考えています。
その理由を、過去の起用法と役割の当てはめから順に説明していきます。
結論|私の開幕スタメン予想オーダー
まず結論から、現時点で最も可能性が高いと考える開幕スタメンは以下の形です。
1(中)松本剛
2(ニ)浦田(吉川)
3(遊)泉口
4(左)キャベッジ
5(三)ダルベック
6(捕)岸田
7(一)リチャード
8 (右)中山
9(投)山﨑
ポイントは「能力の高い順」ではなく、役割がはっきり分かれる並びになっている点です。
今年の打線は“一発狙い”というより、“得点力最大化”することを優先したオーダーになると考えています。
スタメン予想で最も重要なのは選手の成績ではなく、首脳陣が何を優先するかです。
開幕戦はシーズン中と違い、調子よりも「計算できる形」が選ばれやすくなります。
つまり、好調な選手が入るというより
・守備力が安定している選手
・役割が明確な選手
・試合展開を作れる選手
が優先される傾向になります。
この前提に当てはめると、自然と候補はかなり絞られてきます。
上位打順に求められるのは長打力ではなく、打席内容の安定さと盗塁率の高さと考えます。
一番予想の松本剛は『走』と『守』に関してはこれ以上ない程の安定感があると思います。
逆に打撃に関しては、出塁率が低ければ、盗塁の機会自体が減ってしまうため、攻撃の再現性という意味では開幕スタメンからは外れる可能性もあるでしょう。その場合、同じく『走』と『守』が持ち味の佐々木がスタメンとなる可能性も十分あり得ます。
二番予想の浦田に関してはバント等の小技で進塁させることができる点、また先頭バッターが出塁出来なかった場合に、出塁して盗塁できる走力は強み。ただ守備の面では、無駄な動きや送球が少し逸れることがあるのが気がかり。打率が安定するなら守備の安定性から門脇が、怪我の度合いによっては吉川がスタメンの可能性も高いです。
そして中軸は基本的に“状態”より“信頼度”が優先されます。
特に開幕戦は、一年間軸にする前提の並びが組まれることが多いです。
そのため多少オープン戦の結果が悪くても、大きな入れ替えは起きにくいでしょう。
ここはシーズンの方向性を示す配置になります。
三番の泉口は怪我がなければスタメンは間違いないでしょう。去年のアベレージで継続できれば、先制点をここで取って優位に試合を進めることも可能でしょう。守備力の安定性もあるため、ここはほぼ不動と考えられますが、怪我等で離脱してしまった場合はルーキーの小浜がスタメンとなる可能性もあるのではないか。
四番は昨年チーム一位の17本の本塁打を打ったキャベッジ。今年は2年目ということもあり、苦手なコースや球種を攻められると思うが、そこに対応できるかが鍵。昨年は走塁でミスもあったがキャンプ中の調子も良く、打球速度は速いため、昨年以上のライナー性のホームランが多く見られるのでは無いでしょうか。ここは不動な気がします。
五番は今年新加入したダルべック。日本の野球に適応できるか、高いレベルの守備ができるのかという不安はありますがパワーは申し分なく、日本の野球に対応できれば本塁打王の争いにも名を連ねるのではないか。ただしある程度のアベレージが残せなければ、総合的な兼ね合いで坂本勇人、もしくは将来性を見越してルーキーの石塚の可能性はある。筆者の私見ですが、今年本気で優勝したいなら坂本をスタメンでおいたほうが良いのではと思うほど、状態はよく見える。ただし石塚も経験を積めば岡本のような選手になる可能性を秘めていると思うので、ここは判断が難しいところ。
六番は甲斐と予想。(昨年の阿部監督は甲斐を多く使いたいという気持ちをかなり感じたため開幕スタメンの可能性高い気がしました。)昨年は怪我の影響で出場機会が少なかったが、前半の打率は申し分なく強肩は健在。昨年はセパの違いを身にしみて理解したと思うので、アベレージを上げられれば不動になる可能性。ただ、打率が伸びなければ新キャプテン岸田が代わってスタメンになる可能性も十分あり。勝負強いバッターの本領を発揮すれば、不動となってもおかしくない。
下位打線は得点を取る場所ではなく、試合を壊さないための枠です。
そのため打力より守備力が優先されやすくなります。
結果として、打撃成績が良い若手より
守備計算が立つ選手が開幕スタメンに入る可能性が高いと考えられます。
七番はリチャードと予想。パワーだけ考えればクリーンナップに加われる存在だが、コンタクト率は昨年同様に課題という印象だが、阿部監督もそこを改善できるように指導している姿も散見される。昨年もこの打順で打っていたことも多く、この打順に一発の恐怖を相手投手に感じさせることができるのは強みではないか。阿部監督の姿勢を見ると、よほどのミスがなければスタメンからは不動のように思える。筆者の私見ですが、守備力は少し不安があるため、途中からルーキー荒牧に変わる可能性もあると感じます。
八番は中山と予想。打力や走塁を考えれば、五番ぐらいで打っても申し分ないと感じるが、理想は岡田監督時代の阪神八番の木浪選手。打率も勝負強さも昨年以上ならこの打順で走者一掃の打撃を見せてくれるのでは。守備力に関してはルーキー皆川の強肩、安定した打力の丸なども有力な候補。
一方で、チームが世代交代を強く進める場合は別の形も考えられます。参考にスタメンを予想しておきます。
1(中)佐々木
2(ニ)浦田
3(遊)泉口
4(左)キャベッジ
5(右)中山
6(捕)岸田
7(一)リチャード
8 (三)石塚
9(投)竹丸
今回の予想をまとめると、今年の打線は派手さよりも安定感を重視した形になる可能性が高いと考えています。
開幕戦はチームの一年間の設計図が見える試合です。
実際のスタメンがどうなるかも含めて、シーズンの方向性を占う一戦になりそうです。
皆さんの開幕一軍予想があったら是非教えてください。
